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結婚後の住む場所が決まらないと、真剣交際が順調でも急に現実的な壁を感じることがあります。「私の職場に近い方がいい」「相手は実家の近くを希望している」「家賃を考えると別の地域が現実的」。どれも間違いではないからこそ、二人だけでは決めにくいテーマです。
結婚相談所ラシュラン|立川・多摩地区の婚活サポート
真剣交際に入って、結婚後の話が少しずつ具体的になってきた。
仕事も続けたい。相手との関係も大切にしたい。
ところが、住む場所の話になった途端、二人の希望がずれた。
「私は今の職場に通いやすい場所がいい」
「相手は実家の近くを希望している」
「家賃まで考えると、どちらの希望もそのままは難しい」
そんな時に必要なのは、どちらの希望を通すかを先に決めることではなく、二人の生活条件を並べて比較することです。
住む場所は「好きな街」で決めない。
通勤・仕事・住居費・家族・将来変更の5つを並べる。
日本仲人連盟(NNR)の公式手引きでは、真剣交際を「この人となら将来、生活を共にしたい」と思える相手と、一人で真剣に向き合う段階として案内しています。
ラシュランでは、住む場所もその「生活を共にする」ための重要な確認事項として扱います。ただし、在籍中に同棲や宿泊をして試すのではありません。話し合いと日帰りの行動の中で、二人が続けられる生活条件を具体化していきます。
目次
1.結婚後の住む場所は「どちらに合わせるか」から始めない
最初に決めるのは地域名ではなく、二人が何を優先したいかです。
住む場所の話になると、つい「立川か新宿か」「私の実家側か相手側か」の二択になりがちです。
でも、その二択の前には理由があります。
・通勤時間を短くしたい
・今の仕事を続けたい
・家賃を抑えて貯蓄したい
・親の近くにいたい事情がある
・将来、転勤や働き方が変わる可能性がある
地域名だけをぶつけると「私と実家のどちらが大切なの?」という感情論になりやすくなります。希望の裏側にある理由を先に出すと、第三の選択肢を作りやすくなります。
2.通勤は「片道何分」だけでなく出社頻度まで見る
同じ片道60分でも、週5日出社と週2日出社では負担が違います。
住む場所を考える時は、現在の勤務地だけでなく、働き方まで具体化します。
「私は週5日出社なので、片道60分を超えると毎日は少し厳しいと思っています」
「僕は週2日在宅なので、多少遠くても調整できます」
「二人とも乗り換えが少ない場所を探したら、中間地点でも現実的かもしれませんね」
大切なのは「中間地点なら公平」と機械的に決めないことです。時間だけでなく、出社日数、始業時間、残業、乗り換え回数まで含めて負担を見ます。
3.仕事は「今の勤務地」ではなく変化の可能性まで確認する
結婚後の住む場所を今の会社だけで固定すると、数年後に前提が変わることがあります。
真剣交際では、少なくとも次の点を話しておきます。
| 確認すること | 見る理由 | 転勤・異動 | 現在の勤務地が変わる可能性があるか | 転職希望 | 数年以内に働く地域が変わる可能性があるか | 在宅勤務 | 住む場所の自由度がどの程度あるか | 働き方の希望 | 結婚後も現在と同じ働き方を続けたいか |
|---|
「ずっとここに住む」と決めるより、現時点の最適解と、前提が変わった時の見直し方を一緒に話しておく方が現実的です。
4.住居費は「払えるか」より結婚後に何を残したいかで考える
家賃が高くても便利な場所を選びたい人もいれば、住居費を抑えて将来のために貯めたい人もいます。
ここで必要なのは、どちらが正しいかではありません。
・通勤の便利さにどこまでお金を使いたいか
・広さと駅距離、どちらを優先したいか
・賃貸から始めるか、購入を視野に入れるか
・結婚後に毎月どの程度を貯蓄へ回したいか
・引っ越し費用や家具など初期費用をどう考えるか
お金の話は住む場所と切り離せません。
ただし、住まいの希望を「年収が高い方に合わせる」「多く払う方が決める」と単純化しないでください。二人が続けたい生活全体の中で、住居費にどのくらい配分するかを考えます。
5.実家との距離は「近い・遠い」より理由を分ける
実家の近くに住みたい希望が出たら、まず理由を確認します。
同じ「実家の近くがいい」でも、意味は一つではありません。
・親と頻繁に会いたい
・現在、家族の支援が必要
・将来の介護を心配している
・地元に友人や生活基盤がある
・慣れた地域を離れること自体が不安
理由によって、必要な距離は変わります。
「同じ市内でないといけない」のか、「電車で30〜40分なら十分」なのか、「今は近くに住みたいが将来は見直せる」のか。
家族についてどの段階でどこまで話すかは、「お見合いで家族の話はどこまで?|親・兄弟・同居を初対面で聞きすぎないコツ」もあわせて確認してください。
6.結婚後の住む場所が合わない時は「譲れる条件」を一つずつ動かす
希望が合わない時に、一人だけが全部譲る必要はありません。
希望A:妻の職場まで30分以内
希望B:夫の実家まで30分以内
予算:家賃は二人で決めた上限以内
この3つが同時に難しいなら、「どこなら40分まで伸ばせるか」を一つずつ検討します。
住む地域を最初から一つに絞るより、
絶対に外せない条件
できれば叶えたい条件
調整できる条件
に分ける方が、二人とも「自分だけが我慢した」と感じにくくなります。
7.地図だけで決めず、日帰りで生活動線を見に行く
候補地域が絞れたら、実際に二人で歩いてみると判断材料が増えます。
駅から住宅街まで歩く。スーパーを見る。朝夕の混雑を想像する。休日に過ごせる場所があるかを見る。
ただし、ラシュランでは相談所在籍中の同棲・お泊まり・宿泊旅行を「住んでみて相性を確かめる方法」として案内しません。
NNR公式手引きでも、同棲や宿泊を伴う旅行は成婚と同等の扱いとなる事項として明記されています。
試しに一緒に住むのではなく、日帰りで生活環境を一緒に確認する。在籍中はこの線引きを守ります。
8.「今の正解」を一生の固定条件にしない
結婚後の住む場所は、人生で一度しか決められないものではありません。
仕事、家族、子ども、収入、介護などによって、数年後に優先順位が変わることがあります。
「まずは2〜3年、この地域で暮らす」
「転勤が決まったら、その時に二人で見直す」
「家族の状況が変わったら、近居も含めて再検討する」
「購入はすぐ決めず、生活が見えてから考える」
こうした「見直す条件」を共有できる方が、今の選択に過度な重さを背負わずに済みます。
9.住む場所で揉めた時は「場所」より話し合い方を見る
意見が違うことより、違った時にどう扱うかが重要です。
自分の希望を当然として押し切る。相手の仕事を軽く見る。親との距離を「そんなに必要?」と一方的に否定する。
反対に、理由を聞く。条件を数字にする。第三案を探す。いったん持ち帰って考える。
真剣交際で「この人でいいの?」という不安が出た時の整理は、「真剣交際に入ったのに不安|『この人でいいの?』と迷った時の5つの確認」でも解説しています。
10.担当仲人には「どこに住むべき?」ではなく条件を伝える
担当仲人へ相談する時は、地域名だけでなく何がぶつかっているかを伝えてください。
「真剣交際で住む場所を話しています。私は週5日出社で立川方面への通勤をできれば45分以内にしたいです。お相手はご実家への距離を重視していて、候補地域が合いません。どちらかが全部譲る前に、二人で確認した方がいい条件を整理したいです」
この伝え方なら、通勤時間、仕事の変化、実家の事情、家賃、将来の見直し余地を一緒に整理できます。
住む場所の正解は、地図の上にはありません。
二人の仕事、家計、家族、日常を並べた時に、無理なく続けられる場所が今の答えです。
「どちらが譲るか」ではなく、「何なら調整できるか」を話してください。
ラシュランでは、住む場所の「条件整理」から一緒に考えます
結婚相談所ラシュランでは、立川・多摩地区を中心に、真剣交際で結婚後の生活が具体的になった時の相談も担当仲人と一緒に整理しています。
・二人の勤務地が離れている
・実家との距離で希望が合わない
・家賃と通勤のどちらを優先すべきか迷う
・転勤の可能性があり決めきれない
・相手に合わせすぎて自分の希望が分からない
・住む場所の違いだけで交際終了すべきか迷う
地域名の正解を仲人が決めるわけではありません。二人が何を大切にしていて、どこなら調整できるのか。結婚後に続けられる生活条件へ落とし込んでいきます。
結婚後の住む場所についてよくあるご質問
Q.真剣交際で住む場所まで決める必要がありますか?
少なくとも、希望地域と譲れない条件は成婚判断前に話しておく方が安心です。物件まで決定する必要はありませんが、勤務地や家族事情を含め、現実的に暮らせる方向があるか確認してください。
Q.二人の職場の中間地点が一番公平ですか?
必ずしも中間地点が公平とは限りません。出社頻度、勤務時間、乗り換え、在宅勤務などによって通勤負担は異なるため、時間と働き方を合わせて比較します。
Q.相手が実家の近くに住みたいと言ったら同居の意味ですか?
近居希望と同居希望は別です。なぜ近くにいたいのか、どの程度の距離を想定しているかを分けて確認してください。
Q.成婚前に一緒に住んで確認してもいいですか?
ラシュランでは相談所在籍中の同棲・同居を試す方法は案内しません。NNR公式手引きでも同棲は成婚と同等の扱いとなる事項です。候補地域は日帰りで一緒に歩き、生活環境を確認してください。
Q.住む場所の希望が違うだけで交際終了すべきですか?
希望が違うだけで即終了とは限りません。理由を分け、譲れない条件・希望条件・調整できる条件を出した上で、二人が納得できる案を作れるかを見てください。
この記事の要点
- 結婚後の住む場所は、地域名より先に希望の理由を確認する
- 通勤は時間だけでなく出社頻度・乗り換え・勤務時間まで見る
- 現在の勤務地だけでなく転勤・転職・在宅勤務の可能性も確認する
- 住居費は「払えるか」より、結婚後に何へお金を残したいかで考える
- 実家との距離は、近くに住みたい理由と必要な距離を分ける
- 希望が合わない時は「譲れない・希望・調整できる」の3段階に分ける
- 候補地域は日帰りで一緒に歩いて生活動線を確認する
- 相談所在籍中の同棲・宿泊を相性確認の方法として使わない
- 今の住む場所を一生の固定条件にせず、見直し条件も共有する
- 迷ったら地域名ではなく、ぶつかっている条件を担当仲人へ伝える
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参考資料
執筆:結婚相談所ラシュラン 婚活カウンセラー みお先生


