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誕生日の翌日。
結婚相談所のプロフィールに表示される年齢が、39歳から40歳へ変わった。
たった一日しか経っていないのに、
「昨日までと同じようには見てもらえないのでは」
と急に不安になることがあります。
「40歳になったら、婚活は急に不利になりますか?」
結婚相談所で活動している女性から、実際によく出る不安の一つです。
39歳の自分と40歳の自分で、人柄も、仕事も、生活も、一日で変わったわけではありません。
それでも婚活では、プロフィール上の「年齢」が検索条件として使われるため、誕生日を境に見え方が変わる可能性があります。
2026年7月に公開された、日本の大規模な結婚プラットフォームのデータを使った研究では、誕生日によって表示年齢が1歳上がることが、検索対象、申込み、その後の関係進展へどのように影響するかが分析されました。
この研究で重要なのは、「年齢が上がれば申込みがすべて減る」という単純な結果ではなかったことです。
表示年齢が上がることで、相手の年齢検索条件から外れる場合がある
反対に、新しく別の年齢条件へ入る場合もある
申込み数そのものは、小幅で、むしろ増える年齢もあった
一方で、女性側では申込みをしてくる男性の年齢構成が、より高い年齢側へ動く傾向が見られた
さらに、31~40歳の女性では、その後の関係進展に影響が見られる年齢が多かった
つまり、誕生日は「あなた自身の価値が突然変わる日」ではありません。
ただし、検索画面上の年齢表示が変わることで、誰の検索結果に入り、誰から見られ、どの層から申込みが届くかが変わる可能性はあります。
誕生日の翌日に、あなたの魅力が減ったわけではありません。
変わった可能性があるのは、
あなたを見る「検索窓」の方です。
今日は、40歳の誕生日を迎えて婚活が不安になった女性へ、研究から分かることと、結婚相談所で実際に見直したい活動方法を整理します。
目次
1.40歳になった瞬間、あなた自身が変わるわけではない
まず、最も大切なことから確認します。
誕生日を迎えたことで、性格が変わった。会話が下手になった。思いやりが減った。結婚生活に向かなくなった。そんなことはありません。
ところが婚活では、数字として表示される年齢が変わるため、「昨日までの私とは違う」と感じやすくなります。
40歳になった直後に起こりやすい考え
・もう同年代の男性から見てもらえないかもしれない
・申込みが減ったら年齢のせいだと思ってしまう
・今まで断っていた相手も受けなければいけない気がする
・希望条件を全部下げなければいけないと思う
・早く決めないと、もっと不利になると焦る
この焦りのまま条件や活動方針を一気に変えると、何を基準に相手を選んでいたのか分からなくなることがあります。
年齢が変わった日は、「自分の価値を下げる日」ではなく、活動データを一度確認するタイミングとして使ってください。
2.年齢検索では、1歳の違いで「見える・見えない」が変わる
結婚相談所では、相手を探すときに年齢の範囲を設定することがあります。
「30歳~39歳」
「35歳~40歳」
「40歳~45歳」
このように検索条件が設定されていれば、39歳から40歳へ変わったとき、ある人の検索結果から外れる一方で、別の人の検索結果へ新しく入ることがあります。
2026年7月公開の研究でも、誕生日によって相手の許容年齢範囲から外れる動きと、新しく範囲へ入る動きの両方が確認されています。
女性では年齢が高くなるにつれて、検索条件から外れる影響が優勢になる年齢帯もありました。
ただし、ここで注意したいのは、検索対象から外れる人数と、実際の申込み件数は同じではないことです。
研究では、申込み件数の変化自体は小さく、多くの年齢でプラスでした。
「40歳になったら、申込みが一斉になくなる」
という単純な理解ではありません。
3.変わりやすいのは「数」だけではなく、申込みをくれる相手の層
今回の研究で興味深いのは、申込み数だけではなく「誰から申込みが来るか」が変わったことです。
女性側では、誕生日後に若い男性からの申込み割合が下がり、より年齢の高い男性側へ構成が動く傾向が示されました。
そのため、誕生日後に「申込み件数はあまり変わらないけれど、以前と年齢層が違う」と感じることがあっても不思議ではありません。
| 見方 | 確認すること |
|---|---|
| 申込み件数だけを見る | 増えた・減っただけで一喜一憂しやすい |
| 年齢層も見る | どの年代から見られやすくなったかが分かる |
| 成立率を見る | 自分が申し込んだ相手との組み合わせが合っているか確認できる |
| 交際移行を見る | プロフィールだけでなく、実際に会った後の課題を分けられる |
「何件来たか」だけで自分の価値を測らないことが大切です。
4.研究では、その後の交際進展にも変化が見られた
さらに今回の研究では、申込みからお見合い、仮交際、真剣交際、プロポーズまでの流れも追跡されています。
女性側では31歳から40歳までの10年齢のうち9年齢で、最終的に受けたプロポーズ数の減少が観察されました。
特に大きな減少が示されたのは35歳で、約22%でした。
ただし、この数字をそのまま「35歳になったら結婚できる可能性が22%下がる」と読むことはできません。
研究は特定の結婚プラットフォームのデータを用いた分析であり、年齢以外のすべての婚活状況にそのまま当てはまるわけではありません。
また、この論文は2026年7月時点では査読前のプレプリントです。
重要なのは、年齢表示が変わる影響が「プロフィールを見られる段階」だけで終わらず、その後の関係形成まで波及する可能性が示されている点です。
5.誕生日直後に、希望条件を全部広げない
40歳を迎えた直後、最も避けたいのは、焦って希望条件を全部変更することです。
「もう40歳だから」という理由だけで、年齢、居住地、年収、婚姻歴、家族観を一度に広げると、自分が結婚生活で本当に大切にしたいものまで分からなくなることがあります。
条件は三つに分けて見直す
1.生活上どうしても必要な条件
結婚後の生活に直接関わり、自分では調整が難しいもの。
2.できれば希望したい条件
理想ではあるが、実際に会った相手次第では変えられるもの。
3.今まで何となく入れていた条件
周囲や過去の恋愛経験から設定しているだけで、理由を説明しにくいもの。
広げるなら、3番からです。
40歳になったから「全部妥協する」のではなく、検索条件で自分から機会を狭めていないかを確認します。
6.自分から申し込む相手の層も、少しずつ検証する
受け身で申込みを待つだけでは、自分がどの層と成立しやすいのか分かりにくくなります。
そこで、誕生日後は「とにかく大量に申し込む」のではなく、申込み先を少し分けて確認します。
4週間程度で確認したい項目
・自分から申し込んだ人数
・お見合いが成立した人数
・成立した相手の年齢帯
・実際に会って話しやすかった相手の共通点
・仮交際へ進みたいと思えた相手の条件
年齢条件を広げる場合も、いきなり大きく変える必要はありません。
一つの条件を少し変え、その結果を見る。その方が、何が活動に影響したのかを確認しやすくなります。
7.プロフィールは「若く見せる」より「今の自分が伝わる」に戻す
年齢が気になると、プロフィールで若く見せようとする方向へ意識が向くことがあります。
写真を強く加工する。実際の生活とかけ離れた趣味を前面に出す。年齢を感じさせない文章にしようとする。
しかし、結婚相談所では、最終的には実際に会って関係を作ります。
プロフィールの役割は、年齢を消すことではありません。
「この人なら、一度話してみたい」と思える材料を伝えることです。
誕生日を機に確認したいプロフィール
・写真が現在の自分と大きく離れていないか
・自己PRが仕事や趣味の羅列だけになっていないか
・どんな生活を大切にしたいか伝わるか
・相手と一緒に楽しめそうな具体的な場面があるか
・担当カウンセラーPRが、本人の人柄を補足できているか
年齢表示は変えられません。だからこそ、その数字以外に相手が判断できる材料を丁寧に整えます。
8.誕生日後の数週間だけで「もう無理」と結論を出さない
誕生日後に申込みが少ない週があると、「やっぱり40歳になったからだ」と考えたくなることがあります。
しかし、婚活の結果は、年齢だけで動いているわけではありません。
連休、夏休み、仕事の繁忙期、プロフィール公開時期、申込み先、仮交際中の人数など、さまざまな要因があります。
2026年7月の研究自体も、年齢表示の効果を取り出すため、カレンダー時期や活動期間などを統計的に調整しています。
一人の活動でも同じで、数日間の結果だけで年齢の影響と決めないことが大切です。
9.40代婚活で見るべきなのは「選ばれた数」より「進んだ相手」
婚活をしていると、申込み件数は目に入りやすい数字です。
20件来た。5件しか来なかった。今月は先月より減った。
しかし、最終的に結婚する相手は一人です。
申込みを100件集めても、実際に会いたい人がいなければ活動は進みません。
一方、申込みが少なくても、その中に話し合える相手がいれば関係は進みます。
40代婚活で追いかけたい数字は、
「何人に見られたか」だけではなく、
「どんな相手と、どこまで進めたか」です。
誕生日によって検索上の機会が変わる可能性はあります。
だからこそ、件数だけで傷つくのではなく、自分に合う相手との接点をどう増やすかへ目を向けます。
10.担当者には「年齢が不安です」で終わらせず、数字を一緒に見てもらう
結婚相談所のメリットは、一人で検索結果を見て落ち込まず、活動状況を第三者と確認できることです。
担当者へは、次のように相談してみてください。
「40歳になり、年齢表示が変わったことで活動への影響が不安です。誕生日前後の申込み数だけでなく、申し込んでくださる方の年齢層や、私から申し込んだ場合の成立状況も一緒に見ていただけますか」
「条件を全部広げるのではなく、どの条件なら少し見直せるか、これまで会って良かった方の共通点から整理したいです」
「40代だから厳しいです」の一言で終わるのではなく、今の活動データから具体的な次の一手を考えられるか。
そこも、結婚相談所のサポートを活用する重要なポイントです。
40歳の誕生日は、価値を下げる日ではなく活動を再設計する日
年齢は、結婚相談所の検索では無視できない情報です。
年齢検索の境界に入ったり外れたりすることで、見られる相手が変わることもあります。
そこを「年齢なんて関係ありません」と言ってしまうのも、現実的ではありません。
でも、「40歳になったから価値が落ちた」「もう選べない」「誰でも受けなければならない」と考える必要もありません。
変えられない数字を責めるより、
検索条件、申込み先、プロフィール、
会った後の判断を一つずつ整える。
40代の婚活では、年齢をなかったことにするのでも、年齢だけですべてを決めるのでもなく、今の条件の中で出会える相手との接点を丁寧に増やすことが大切です。
ラシュランでは、40代女性の婚活を「年齢」だけで判断しません
結婚相談所ラシュランでは、立川・多摩地区を中心に、30代後半・40代・再婚希望の方の婚活をサポートしています。
「40歳になった途端、不安になった」
「申込みが減った気がする」
「どこまで条件を広げればよいか分からない」
「年齢のせいなのか、活動方法の問題なのか判断できない」
そのようなときは、年齢だけを原因にせず、申込み、申し受け、お見合い成立、仮交際への移行、実際に会って感じたことを一つずつ分けて確認します。
変えた方がよいことと、変えなくてよいことを整理しながら、自分に合った活動設計を考えていきます。
よくあるご質問
Q.40歳になると、結婚相談所で急に申込みが減りますか?
一律に減るとは言えません。2026年7月公開の研究でも、表示年齢が上がることで検索対象は変化しましたが、申込み数自体の変化は小さく、多くの年齢でプラスでした。一方、申込みをする相手の年齢構成や、その後の交際進展には変化が見られました。
Q.40歳になったら希望条件を広げるべきですか?
年齢だけを理由に、すべての条件を一度に広げる必要はありません。結婚生活で必要な条件、できれば希望したい条件、何となく設定している条件に分け、理由が弱いものから見直してください。
Q.誕生日を機にプロフィール写真を撮り直した方がよいですか?
年齢が変わったから必ず撮り直す必要はありません。ただし、現在の自分と写真が大きく離れている、表情が硬い、自己PRと雰囲気が合っていない場合は、プロフィール全体を見直すよいタイミングです。
Q.40代女性の婚活では、何を一番優先して見直せばよいですか?
まず、申込み数だけでなく、お見合い成立率、成立した相手の層、実際に会って良かった相手の共通点を確認してください。そのうえで検索条件、プロフィール、申込み先を一つずつ調整します。
この記事の要点
・誕生日で変わるのは、あなたの価値ではなく検索上の見え方である可能性がある
・表示年齢が上がると、検索対象から外れる人と新しく入る人の両方がいる
・申込み件数だけでなく、申込みをくれる相手の年齢構成も確認する
・誕生日直後に希望条件を全部広げない
・プロフィールは若く見せるより、今の人柄と生活が伝わるように整える
・40代婚活では「何人に選ばれたか」より「どんな相手と進んだか」を見る
執筆:結婚相談所ラシュラン 婚活カウンセラー みお先生
立川・多摩地区を中心に、婚活支援を行っています。


