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2026.1.30 婚活スタートガイド なぜ男性は「外見」を見るのか? ─第1話

結局、顔でしょ?という問いが、喉元まで出かかるとき

お見合いやデートの帰り道、夜の電車の窓に映る自分の顔を、
「なんだか自分じゃないみたい」
そう感じて、ふっと目を逸らしたことはありませんか。

「内面を大切にしてくれる人と出会いたい」
そう願って始めたはずの婚活なのに。
実際に向き合うのは、写真の印象で選別される、残酷なまでの「外見のフィルター」です。

今日は、誰にも言えずに胸の奥に閉じ込めている、
あなたのその「モヤモヤ」を、一緒に見つめてみたいと思います。

磨けば磨くほど、自分が「記号」になっていく感覚

34歳の会社員、M様。
彼女はとても真面目で、仕事も婚活も全力で取り組む方でした。
「婚活は第一印象が大事」というアドバイスを素直に受け入れ、
似合う色を診断してもらい、少し高価なワンピースを買い、
美容室でも「婚活で好まれるスタイル」をオーダーしました。

でも、努力すればするほど、彼女の心は乾いていったのです。

お見合いで男性から「写真通り、素敵な方ですね」と褒められても、
心の中では、冷めた自分がこう呟いていました。

(ああ、結局この人は、私の“ガワ”しか見ていないんだな)

完璧にセットした髪、無理に作った笑顔、
自分の好みではないけれど「ウケが良い」とされるパステルの服。
その「婚活用の自分」が評価されればされるほど、
ありのままの自分は、暗い部屋に置き去りにされているような。

そんな、ひどく虚しい孤独感が、彼女の足を止めていました。

私も、自分の「価値」を疑い、立ち止まった夜があります

仲人として、多くの方の幸せを願う立場にいながら、
私自身も、答えの出ない迷路に迷い込んだことがありました。

かつて、担当していた女性が
「自分なりに外見を精一杯整えたけれど、お断りが続くのでしょうか?」
と、震える声でお話くださった時のことです。

私は、彼女の素晴らしい知性も、さりげない優しさも知っていました。
だからこそ、システム上の「写真での選別」を前に、
彼女にどんな言葉をかければいいのか、分からなくなってしまったのです。

「もう少し、髪型を華やかにしてみましょうか」
そんなアドバイスが、彼女の魂を傷つけてしまうのではないか。
「ありのままのあなたでいい」という言葉が、
現実を無視した、無責任な綺麗事に聞こえてしまうのではないか。

電話を切った後、私は静まり返った事務所で、
しばらく動くことができませんでした。

外見が入り口になるという婚活の仕組み自体を、
呪わしく、そして自分自身がその仕組みの片棒を担いでいるような、
なんとも言えない自己嫌悪に陥ったのです。

あの時の、正解が見つからないまま沈んでいった感情。
それは、今でも私の胸の奥に、
未整理な「しこり」として残ったままです。

「内面を見てほしい」という叫びは、間違っていますか?

あなたは、ただ「ありのままの自分」を、
丸ごと受け入れてほしいだけなんですよね。

それなのに、アプリを開けば「いいね」の数は写真の写りに左右され、
相談所のプロフィール検索では、年齢と容姿という数字と画像で弾かれる。

「男性は外見を見るものだから、割り切りましょう」
世間に溢れるそんな解決策を聞くたびに、
「じゃあ、私の内面や、これまで積み上げてきた努力には、何の価値もないの?」
と、叫びたくなってしまう。

外見を磨くことを「武器を装備する」と言う人もいますが、
戦いに行くために、自分を装い続けなければならないのだとしたら。
その戦いの先に、本当に「心が安らぐ場所」なんてあるのでしょうか。

期待していたお見合いの後に、訪れた沈黙

M様には、一度だけ、プロフィールを読み込んでくれたと感じた男性がいました。
「仕事への向き合い方に共感しました」
そのメッセージを信じて、彼女はいつもより少しだけ、
自分らしい色の服を着て、お見合いに臨んだのです。

趣味の話、仕事のやりがい、大切にしている価値観。
会話は弾み、彼女は初めて「この人なら分かってくれるかも」と、
心の扉を少しだけ開いたような気がしました。

けれど。

翌日届いた返信は、沈黙を伴うものでした。
理由は「価値観の違い」と添えられていましたが、
彼女の直感は、別の答えを弾き出していました。

(やっぱり、実物の私は、彼の理想の外見じゃなかったんだ)

根拠なんてありません。でも、そう思わずにはいられない。
自分が大切にしていた内面さえも、
「外見」という門前払いの前には、何の力も持たなかった。

その日の夜、彼女は鏡の前で、
丁寧に塗った口紅を、力任せに拭い取りました。
鏡の中にいる「誰だか分からない女性」と目が合い、
涙が止まらなくなってしまったのです。

「外見を頑張るのをやめたら、もう誰にも選ばれない」
「でも、今のまま頑張り続けるのは、もう限界」

そんな二進も三進もいかない場所で、
あなたは一人、立ち尽くしているのかもしれません。

今日は、無理に笑顔を作る必要はありません。
婚活をお休みしてもいい。
鏡を見たくないなら、伏せておいてもいいんです。

あなたが「内面を大切にしてほしい」と願うのは、
あなたが自分の人生を、これまで真剣に生きてきた証拠なのだから。

外見を見られる婚活で、
私は“私のまま”でいていいの?

その問いに、今の私は、
誰もが納得するような「正解」を出すことができません。

ただ、これだけは言わせてください。
外見に傷つき、鏡の前で泣いてしまうほど、
あなたは自分の心を、何よりも大切にしようとしている。

その純粋な想いだけは、誰にも否定させてはいけないのです。

あなたが最近、婚活の中で一番心が揺れた瞬間は、どんな時でしたか?
答えは出なくても大丈夫です。
よろしければ、その小さな波紋を、大切に抱えたまま明日を待ってみてください。

さあ、幸せを迎えに行きましょう!
次はあなたの番です

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